アーティスト交流授業 「パズルで絵を描く いろいろなかたち」

日時:2012/10/11 thu 13:30-16:00
会場:青梅市立友田小学校
講師:末永史尚
対象:青梅市立友田小学校 5年生
主催:アートプログラム青梅実行委員会
協力:武蔵野美術大学芸術文化学科

アートプログラム青梅のプログラムの一環として青梅市内の小学校で行われたワークショップです。
1. 各々でテーマ(例:「秋」「海」「サッカー」等)を定め、あらかじめ図形の下絵がプリントされた用紙に、それを表現する色彩で塗りつぶしたり、描画します。
2. その用紙をタングラム・パズルの形でカットします。
3. 出来上がったパズルに描かれている自分の絵を頼りに、ピースをつなげたり配置したりして形を組みかえながら、新しくイメージをつくりなおします。
最初はテーマを表現するために制作された絵ですが、いったんパズルの形になることで、制作者はあらためて自分の絵を見つめなおすことになります。 つくること、描くことによる表現とは、作品に思いを込めると同時に、自分以外の人にどう見られるのかということとの関わりから成り立っていくものだと私は認識しています。 本ワークショップはその客観化の契機を含みつつ、制約があるがゆえの創造力の発揮を期して考案されています。